タイトルで食わず嫌いな人がいるかも…ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」

こんにちは、メイです。

土曜日夜、フジテレビ系で放送されていたドラマ
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」が終わってしまいました。
週末、ほっこりしたり考えさせられたりしていたドラマが終わって寂しいです。



タイトルやドラマオープニングのこの↑表紙のようなポーズから
食わず嫌いというか、避けた方がいるんじゃないかな、と思うこのドラマ。
私も好きな方が出演していなければ見なかったかも・・・
タイトルとタイトルバックから勝手に内容を思い込んで。

もちろん、おじさんの下着事情を巡る内容ではありません（笑）。
テーマは、社会の多様性。
変わっていく価値観やそれに翻弄される家族とその周囲を
丁寧に描いたドラマです。

主人公は原田泰造さん演じる沖田誠。
第一話では、良くも悪くも昭和時代を引きずったサラリーマンでした。
休みより仕事優先、気合で仕事もその他もなんとかなる、みたいな。

それが、主人公から見て男らしくなくて心配で不登校な息子（城桧吏さん）や
大学生で漫画の二次創作に全力を傾ける娘（大原梓さん）、
K-POPグループにハマっている妻（富田靖子さん）、
妻の友人（松下由樹さん）の息子でゲイの大地くん（中島颯太さん）と
日々いろいろやりとりする中で、
社会の価値観の変化や自分の古い思い込みに気づかされていきます。

その気づきが押し付けがましく描かれていないのが素敵なところ。
息子にも娘にも妻にも大切なものがあって
彼らはただ認めて欲しいだけなんですよね。

価値観のアップデートがテーマのドラマで描かれるのは
家族の中だけの価値観だけではありません。
働き方やジェンダー観、見た目や恋愛対象、推し活・・・とさまざま。

「女の子が淹れるお茶のほうが美味しい」って
私も社会人になった頃言われたなー。
ン十年経っても、もやっとした言葉は忘れないですね。

自分がもやっとした言葉を思い出したのはもちろんですが、
同時に私自身、自分では疑問にも思わず周りの人に
自分の価値観を押し付けているのかも。
自分の「当たり前」や「常識」は、当たり前でも常識でもないかもしれません。

いろいろ考えさせられるストーリーですが、
けっして説教臭いわけでもないし、素直に見られる内容。
家族とか年代や考えの違う人と見るのもオススメです。

価値観や当たり前は日々変わっていくこと。
それを忘れずに自分が思い込んでいる「常識」や「当たり前」を
一歩ひいて見つめ直しながら、誰かを傷つけずに生きていきたいと思ったメイでした。

タグ：おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか おっパン

おっさんずラブリターンズよ、シアワセをありがとう！

こんにちは、メイです。

おっさんずラブリターンズが終わってしまいました・・・


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寂しいーーー、
これから金曜の夜は何を楽しみに生きていけばいいのでしょう？？？

始まったときにも感想を書きましたが、
（→「「おっさんずラブ リターンズ」は期待以上！」）
終わってみて思うのもあまり変わらないというか。

登場人物たちのシアワセな世界に浸らせてくれてありがとう！
悪意のないほっこりした世界に毎週癒されていました。

ストーリーや設定はむちゃくちゃなところもありますが（笑）、
それらもすべて「おっさんずラブ」らしいところ。
春田（田中圭さん）はいつも全力で、純粋で、
周囲に愛されるのがよーーーくわかります。
ポンコツですけれど（笑）。

春田と牧（林遣都さん）のカタチ、
武蔵（吉田鋼太郎さん）と蝶子（大塚寧々さん）のカタチ
蝶子とマロ（金子大地さん）のカタチ、
和泉（井浦新さん）と菊（三浦翔平さん）のカタチ、
わんだほうの店長（児嶋一哉さん）とまいまい（伊藤修子さん）のカタチ、
ちず（内田理央さん）のカタチ、
武川さん（眞島秀和さん）と信玄（猫）のカタチ。

家族や愛のカタチってさまざまだと思います。
一つじゃないし、そのときそのときによって支えたり支えられたり助けたり助けられたり。
人の数だけカタチがあっていいんだなーとしみじみ再認識しました。

みんながみんなのシアワセを応援し、
誰も人のカタチを否定しない「おっさんずラブ」の世界は素敵です。

あああ、終わっちゃったのねーーー、
と、ちょっと（かなり？）ロスになっていますが、
春田や牧たちがこれからもシアワセでありますように、と願うメイでした。

タグ：おっさんずラブ 田中圭 林遣都

映画「新幹線大爆破」がいろんな意味で面白すぎた

こんにちは、メイです。

１月末にBS12で放送していた映画「新幹線大爆破」。
０系新幹線が懐かしくて、録画したのをやっと先日見たのですが
一言では言えないぐらいいろんな意味で面白すぎでした。
公開は約５０年前の１９７５年。
主演は高倉健さんです。



なんといっても豪華な出演者に目を見張ります。
高倉健さんのほか、山本圭さん、宇津井健さん、千葉真一さん、鈴木瑞穂さん、
竜雷太さん、渡辺文雄さん、丹波哲郎さん、田中邦衛さん、北大路欣也さん、
志穂美悦子さん、藤田弓子さん、などなど。
多岐川裕美さんや岩城滉一さんは言われなければ
どこに出ていたかわからなかったぐらいです（汗）。

上映時間１５２分という大作ですが、これだけ豪華な出演者と、
良くも悪くも（？）力技なストーリーで一気に見せるあたりがすごすぎです。

東京発博多行の新幹線に爆弾が仕掛けられた、というところから始まります。
厄介なのは、時速８０キロ以下になると爆発してしまう爆弾だということ。
新幹線はひたすら西へ走るしかないのです。
東京では警察や国鉄、鉄道公安官が博多に着くまでの限られた時間の中で
どうにか犯人を逮捕しよう、爆弾の解除方法を知ろうと奮闘。
このあたりがパニックものとして最大限の面白さを引き出しています。

もっとも、ピンチを切り抜けるハラハラ感が最大の楽しみとはいえ、
次々訪れるピンチには思わず突っ込みたくなるようなモノがいっぱい。
犯人が爆弾の解除方法を書いた紙を置いた喫茶店が火事にあうとか、
前を走る新幹線が車両故障を起こすとか、
いくらなんでも、、、と心の中で突っ込んでしまいました（笑）。

そういうツッコミどころは満載なのに、
見終わったらあっという間で面白かった～となるのがこの映画のすごいところ。

さらにすごいことに、国鉄は一切協力していないとか。
・・・え？
走行している新幹線とか、新幹線の車内とか、東京駅とか
あんなに映っていたのに？？？と思ってちょっと調べたら
隠し撮りと巨額の予算をかけたセット撮影の賜物だとか。

隠し撮りって、、、いまだったら公開中止どころか訴訟沙汰では・・・
制作・配給の東映、やるなぁ、って褒めちゃいけないかもしれませんね。

公開当時はそれほど評価が高くなかったようですが、
力作だと思うんですけれどね、出演者、セット、撮影含めて。
約５０年前の風景とか世相とかも垣間見ることができて、
楽しく見ごたえある２時間半を過ごしたメイでした。

タグ：新幹線大爆破

「おっさんずラブ リターンズ」は期待以上！

こんにちは、メイです。

テレビ朝日で金曜夜に始まった「おっさんずラブ リターンズ」。
制作が発表されたときからとーーーっても楽しみに待っていました。

といっても、
あまり楽しみにしすぎると、勝手に期待値が上がりすぎて
がっかりしてしまうかも、、、なので
期待値を上げすぎないようにしよう、と自重していたのですが、
そんな心配は無用でしたね！

期待以上のシアワセをありがとう！！！
っていう感じです。

５年前２０１８年の連続ドラマも２０１９年の劇場版も楽しみましたが、
その世界観は変わらず。
田中圭さん演じる春田は相変わらずポンコツな愛されキャラで、
林遣都さん演じる牧は年下なのにしっかり者。
係長と本社の課長に昇進したんですね。おめでとう。

「わんだほう」店長（児嶋一哉さん）も相変わらずヘンな新作料理作ってるし、
ちず（内田理央さん）は春田に遠慮なくビシビシ物言うし、
マロ（金子大地さん）と蝶子さん（大塚寧々さん）はシアワセそうだし、
武川さん（眞島秀和さん）は部長になって、
それぞれの年月が感じられてほっこりした気分になりました。

そして、最大最強キャラ・黒澤武蔵（吉田鋼太郎さん）はというと、、、
最初はアレ？？？と思っちゃいました。
なんか、春田によそよそしくない？
もしかして、また記憶障害とかいうんじゃ・・・って。

心配しすぎでした。
部長は部長でした（笑）。
春田がつけてくれたイヤーマフをして夜の街で春田への愛を叫ぶ姿は
やはり、部長のまま。
会社を退職して家事代行サービスをしていても
春田を忘れられない乙女な部長は健在でした。

これだけでも今後の展開に目が離せない（一週間が長すぎる！）のに、
謎なキャラ２人。
何考えてるかわからない中途入社の部下（井浦新さん）と
一風変わったおにぎり屋（三浦翔平さん）が、まさかのお隣さん？！
しかも、部下は家の前で血を滲ませて倒れてるし・・・
それなのに、にっこり笑って抱き抱える三浦翔平さん、
なんなの、この２人？！？！

今後どうなるのか、ホント楽しみでしかたないんですが、
「おっさんずラブ」のいいところは、
悪意がないところだと思うんですよね。

誰かを陥れようとか、そういうモノがなくて、
みんな真剣に自分や相手、周りの人の幸せを考えて生きている。
だから繰り返し見たくなっちゃうし、
春田も牧も黒澤部長も武川さんもちずもマロも蝶子さんも
みんな幸せになってね、と画面越しに応援しちゃうんですよね。

早く来週金曜の夜にならないかな～。
お正月の真夜中に一気見でやっていた５年前のドラマの録画を見返しつつ、
劇場版も見たくなったメイでした。

２０１８年のドラマシリーズも劇場版もU-NEXTで見られます。
（本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。）
詳しくはこちら→おっさんずラブ（2018）
　　　　　　　　劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜

タグ：おっさんずラブ おっさんずラブリターンズ 田中圭 林遣都 吉田鋼太郎

映画「Dr.コトー診療所」感想

こんにちは、メイです。

一昨日１月３日にフジテレビで地上波初放送した
映画「Dr.コトー診療所」を見ました。



一昨年の公開時に観に行きたかったのですが、タイミング（と予算）があわず、
観に行けなかったので、待望のテレビ放送でした。

感想をしいて一言で言うと、
「ほっこり大団円の集大成。みなさまお疲れ様でした。」という感じ。
登場人物たちが重ねてきた時間を感じられる作品でした。

吉岡秀隆さん演じるコトー先生とコトー先生を取り巻く島の人々の
生活が美しい映像とともに映し出されます。
柴咲コウさん、筧利夫さん、時任三郎さん、大塚寧々さん、泉谷しげるさん、小林薫さん、朝加真由美さん、大森南朋さんらが画面に映ると安心感がありますね。

ドラマと違うのは、島の医療にピンチが訪れるだけでなく、
コトー先生までもが病魔に襲われるということ。
いじわるな運命を呪いたくなりました。

台風が過ぎ去った朝、
朝日が差し込む診療所のコトー先生と彩佳さんの二人が神々しいぐらい。
ですが・・・え？？？
コトー先生は？？？
もしかして・・・

と一瞬焦りました。
そういう終わり方なの？！？！って。

最後の最後まで「コトー先生は、まさか、、、」と
ハラハラさせる意地悪な展開（褒めてます）。
彩佳さん、無事に出産できたのね、よかったわ～。
ドラマの初回から全話見てる視聴者としては、
まるで遠くの親戚のその後を見ているような感じですよ。

最後の最後、みんな笑顔で幸せそうなシーンがあって
ほっとしたところへ、中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」が
静かに流れ出す演出が素晴らしいです。引き込まれました。
やっぱりハッピーエンドはいいですね。

最後に付け加えるなら、
富岡涼さんが変わらず、時任三郎さんの息子役で出演してくれて嬉しかったです。
芸能界引退していたのに、映画「Dr.コトー診療所」に復帰してくれて
ありがとうございます。

映画「Dr.コトー診療所」キャストのみなさま、スタッフのみなさま
長い間お疲れ様でした。ステキなドラマをありがとうございました。

タグ：吉岡秀隆 Dr.コトー診療所 映画Dr.コトー診療所

大みそかのTVは年忘れにっぽんの歌と紅白

本年もよろしくお願いします。メイです。

さて、昨夜はテレビで大みそか気分を味わおうかと思いましたが、
どれもこれもいまいち、興味がわかず・・・

結局、
テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」をNHK「ニュース７」まで見て
ちょこっとだけ「紅白歌合戦」を見て日付が変わる前に布団に入る、
という、いつものパターンでした。

「年忘れにっぽんの歌」はなんというか安心感と安定感抜群。
徳光和夫さんと竹下景子さんの司会もあいかわらずで
「ああ、年末なのねー」としみじみ。

で。
感激したのが、歌詞の字幕の大きさ！！！

そう！
このぐらい大きい文字でくっきり見せて欲しいのよーーー！
テレビ東京さん、ありがとう！

なんか最近のテレビ番組って
歌番組に限らず、文字が小さいじゃないですか。
歌詞はもちろん、ドラマのエンドロールとかも。
目が悪いので、昔みたいに大きい文字で主張して欲しいんですよ。。。

不必要にテロップ多用するよりも
そのへんの配慮をしてほしいなぁと思うわけです。

「紅白歌合戦」は薬師丸ひろ子さんと寺尾聰さんが見たかったので
２２時すぎからながら見。

黒柳徹子さんが出てきて、「ベストテン」の趣向が始まるとは思っていませんでした。
NHK、やるなぁ。

薬師丸ひろ子さんも寺尾聰さんも
４０年近く前の楽曲を変わらず歌われていて感動。
見てよかったです。

いつもならとっくに布団でぬくぬくしている時間なので
紅白の勝敗は無視して、お風呂→布団へ。
いいの、石川さゆりさんは「年忘れにっぽんの歌」で聞いたから。

おせちもお餅もない我が家ですが、
録りためたドラマや好きなブルーレイを見ながらのんびりお正月を過ごそうと思うメイでした。

タグ：大みそか 年忘れにっぽんの歌 紅白

忠臣蔵の新作と再放送を求む！の件

こんにちは、メイです。

昨日１２月１４日は赤穂浪士討ち入りの日。
ということで、忠臣蔵を見たいんですが、
やはり今年も新作はないんですね・・・涙。
（BSで過去作の放送はちらほら見かけますが）

思えば子供の頃は、毎年のように新しいキャストで
各テレビ局が時代劇スペシャルとか連続時代劇とかで
映像化していたと思うんですが。
もう、忠臣蔵とか時代劇とかの時代ではないんでしょうかねぇ。

いろんなキャスト・スタッフの忠臣蔵を見てきましたが、
なかでも一番印象に残っているのが、
１９９６年にフジテレビが連続時代劇として放送した「忠臣蔵」です。

大石内蔵助を北大路欣也さん、
吉良上野介を平幹二朗さん、
浅野内匠頭を緒形直人さんが演じられていて、
重厚というか見ごたえがありました。

豪華出演陣の中でもっとも印象的だったのは
堀部安兵衛役の世良公則さん。
血管切れそうなぐらいの熱演で私の中では
ベスト堀部安兵衛賞です（笑）。

この時期になると、もう一度見たい！と思うのですが、
DVDになっていないんですよね・・・涙。
フジテレビさま、
ぜひ今からでもいいので、BSでも夜中でもいいので、
再放送をお願いします！！！

この時期になると、今実写化するとしたら
大石内蔵助や吉良上野介、浅野内匠頭は誰が演じるのがいいかなーと
勝手にキャストを空想（妄想ともいう）して遊んでしまうメイでした。

タグ：世良公則 忠臣蔵

NHKドラマ「大奥」今年一番の見ごたえだった

こんにちは、メイです。

昨夜、NHKドラマ「大奥」がついに終わってしまいました。
シーズン１も含め、全２１話。
毎週見入ってしまい、秒のような早さでした。

原作はよしながふみさんのマンガで全１９巻。



全巻持っていて何度も読み返しているので、
ストーリーもセリフも頭に入っているのに、
毎週うるうる泣きながら見ていました・・・号泣。

原作の素晴らしいところは、
本当に女性が将軍をはじめ幕府の要職や市中の労働を担っていたのではないか、
と、思えるムリのないストーリー展開と人物描写にあると思います。

江戸時代に起こったさまざまなできごと、
鎖国や生類憐れみの令、目安箱の設置、小石川療養所設置、江島生島事件、
赤穂浪士の討ち入り、桜田門外の変、公武合体などなどが
「男女逆転」と絡んで自然というか、史実なのではないかと思わされるのです。

２６０年に及ぶ江戸時代の終焉まで男女逆転で展開していく筆力には
全力でひれ伏すしかありません。

そして、その原作の世界観を損なわずに実写ドラマ化した
NHKの本気度と技術力にも脱帽です。
衣装や所作、セット、小物に至るまで、
数々の大河ドラマや時代劇で培ってきた叡智が惜しげもなく発揮されていましたね。

俳優陣もみな素晴らしかったのですが、
特に印象的だったのは、
シーズン１で吉宗を演じた冨永愛さん、
吉宗に使えた加納を演じた貫地谷しおりさん。

冨永愛さんの吉宗を見たときに
原作が好きすぎて実は不安を持っていたファン心理は吹っ飛びました。

シーズン２では和宮を演じた岸井ゆきのさんに最後まで泣かされました。

怪演ぶりで「大奥」を盛り上げたのは
春日局を演じた斉藤由貴さんと徳川治済を演じた仲間由紀恵さん。
特に、仲間由紀恵さんの治済は原作よりも恐ろしかったです。

他にも、仲里依紗さん、堀田真由さん、三浦透子さん、志田彩良さん、
竜雷太さん、高嶋政伸さん、古川雄大さん、福士蒼汰さんなどなど、
数え切れないぐらい豪華な出演者で
なぜ「大奥」が大河ドラマ枠でないのかが不思議なぐらいです。

最終回、代々の将軍が回想で現れるシーンも胸が熱くなりました・・・

原作ファンとしては、あのセリフやあのシーンも実写にしてほしかった、など
言いたいことがまったくないわけではありませんが、
２１話という時間の制約を考えればベストな取捨選択だったと思います。

原作全１９巻を一気読みして、
録画してある全２１話も一気に見返したくなったメイでした。

タグ：よしながふみ NHK 大奥

新ドラマより再放送の「白い巨塔」にハマっている件

こんにちは、メイです。

最近の楽しみの一つが昔懐かし（？）の再放送ドラマ。
なかでも、テレビ神奈川で日曜０：００から放送している
「白い巨塔」を録画して月曜に見るのが楽しみです。


白い巨塔 DVD-BOX 第二部 [DVD]
（楽天市場より）

「白い巨塔」は山崎豊子さん原作で何回も映像化されていますが、
テレビ神奈川で再放送が始まったのは、唐沢寿明さん主演のもの。
いつ制作されたんだっけ？？？と調べたら、２００３年でした。
・・・えええっ？？？もう２０年も経つの？？？（滝汗）

キャストも演出も音楽も映像も、今見ても色褪せないところが素晴らしいです。
もちろん、本放送のときも毎週欠かさず見入っていたんですけどね。
やはり見始めるとつい力を入れて画面を見てしまいますね。
ストーリーほぼ覚えているのに、この吸引力はすごすぎです。

この間の日曜深夜の放送が４回目で、まだ始まったばかり。
ギラギラ野心に燃える唐沢寿明さん演じる主人公・財前はもちろん
義父の西田敏行さんや財前の上司にあたる東教授役の石坂浩二さんや
その妻高畑淳子さんなど曲者ぞろい。

いつもはクセの強い役が多い伊武雅刀さん演じる鵜飼教授より東教授のほうが
老獪な悪役に見えますね、一歩間違えれば夫婦揃って老害そのものです。
反対に、財前の同期である里見（江口洋介さん）がドラマの良心的立ち位置で
いいか悪いかは別として、まっすぐブレずに「自分が信じる正義」を貫いています。

全２１回のドラマでまだ序盤。
大河内教授（品川徹さん）も出てきていないし、
後半のカギを握る弁護士二人（及川光博さん、上川隆也さん）も影も形もありません。
登場人物が多く、キャストの豪華さも見ごたえポイントの一つです。

本放送のときは亡夫もいっしょに観ていたんですが、
「唐沢寿明もいいんだけど、やっぱり田宮二郎と太地喜和子なんだよなー」と
申しておりました。
トシが離れているので仕方ないですが（苦笑）、
田宮二郎さん版は夫には強烈だったみたいです。見てみたいなー。

あと数ヶ月楽しみが続くワクワク感がある一方、
早く最後まで一気に見たい誘惑もあり、録画の１時間が秒で終わってしまう気がしているメイでした。

タグ：白い巨塔 唐沢寿明 江口洋介 テレビ神奈川

舞台「沼の中の淑女たち」に行ってきた

こんにちは、メイです。

昨夜、友達に誘われて舞台を観に行ってきました。
トムプロジェクトプロデュース「沼の中の淑女たち」です。



出演は、羽田美智子さん、柴田理恵さん、阿知波悟美さん、長尾純子さん、森川由樹さん。
ポスターでは岡本麗さんのお名前がありますが、
体調不良だそうで、阿知波悟美さんが出演されました。

ストーリーは、K-POPアーティストの沼にハマった女性たちが共同生活する家でのできごと。
推しとのビデオ通話をする権利に応募する女性たち。
いろいろあったものの、ビデオ通話の権利を当てるのですが・・・といったところ。

推し活をしている身としては、身につまされるものがありますね（笑）。
「沼の中の淑女たち」のみなさんほどはお金も時間も推しに使えていないですが。

推し友どうし、分かり合えるところ、共感できるところはあるのだけれど
推しが一緒と言ったって、それぞれプライベートの事情はあるわけで、
そのへんは推しに関係なく、フツーに友達関係の難しいところでもあります。

でも、同じコトで喜べたり騒げたり盛り上がれたり、ができる
推し友がいるっていいなぁ、としみじみ思いました。
好みや刺さり方は人それぞれだから、
劇中の人のような布教はちょっとためらってしまうし。
（友達からしたら好きでもない私の推しについていろいろ聞かされて
迷惑な布教に聞こえてるかもしれないけれど・・・汗）

友達も推しも存在してくれるだけでありがたいです、本当に。

お芝居はコメディタッチで笑えるところもあり、あっという間でした。
２時間ぐらいかな？と思っていたんですが、
終演後、時計を見ると約９０分なのかな？
濃密でしたね。

出演の５人はほぼ舞台に出ずっぱりですごいなーと思いました。
舞台って、いままで積極的に見に行ったことがなかったんですが、
観客席も含めた一体感というか独特の空気感がいいですね。
ライブとはまたちょっと違う空気。

明日１１月２日の大船渡公演が千秋楽だそうです。
→沼の中の淑女たち-公演情報

誘ってくれた友達に感謝しつつ、芸術の秋を堪能して大満足なメイでした。

タグ：沼の中の淑女たち