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映画「新幹線大爆破」がいろんな意味で面白すぎた [エンタメ]

こんにちは、メイです。

1月末にBS12で放送していた映画「新幹線大爆破」。
0系新幹線が懐かしくて、録画したのをやっと先日見たのですが
一言では言えないぐらいいろんな意味で面白すぎでした。
公開は約50年前の1975年。
主演は高倉健さんです。



なんといっても豪華な出演者に目を見張ります。
高倉健さんのほか、山本圭さん、宇津井健さん、千葉真一さん、鈴木瑞穂さん、
竜雷太さん、渡辺文雄さん、丹波哲郎さん、田中邦衛さん、北大路欣也さん、
志穂美悦子さん、藤田弓子さん、などなど。
多岐川裕美さんや岩城滉一さんは言われなければ
どこに出ていたかわからなかったぐらいです(汗)。

上映時間152分という大作ですが、これだけ豪華な出演者と、
良くも悪くも(?)力技なストーリーで一気に見せるあたりがすごすぎです。

東京発博多行の新幹線に爆弾が仕掛けられた、というところから始まります。
厄介なのは、時速80キロ以下になると爆発してしまう爆弾だということ。
新幹線はひたすら西へ走るしかないのです。
東京では警察や国鉄、鉄道公安官が博多に着くまでの限られた時間の中で
どうにか犯人を逮捕しよう、爆弾の解除方法を知ろうと奮闘。
このあたりがパニックものとして最大限の面白さを引き出しています。

もっとも、ピンチを切り抜けるハラハラ感が最大の楽しみとはいえ、
次々訪れるピンチには思わず突っ込みたくなるようなモノがいっぱい。
犯人が爆弾の解除方法を書いた紙を置いた喫茶店が火事にあうとか、
前を走る新幹線が車両故障を起こすとか、
いくらなんでも、、、と心の中で突っ込んでしまいました(笑)。

そういうツッコミどころは満載なのに、
見終わったらあっという間で面白かった~となるのがこの映画のすごいところ。

さらにすごいことに、国鉄は一切協力していないとか。
・・・え?
走行している新幹線とか、新幹線の車内とか、東京駅とか
あんなに映っていたのに???と思ってちょっと調べたら
隠し撮りと巨額の予算をかけたセット撮影の賜物だとか。

隠し撮りって、、、いまだったら公開中止どころか訴訟沙汰では・・・
制作・配給の東映、やるなぁ、って褒めちゃいけないかもしれませんね。

公開当時はそれほど評価が高くなかったようですが、
力作だと思うんですけれどね、出演者、セット、撮影含めて。
約50年前の風景とか世相とかも垣間見ることができて、
楽しく見ごたえある2時間半を過ごしたメイでした。

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