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NHKドラマ「大奥」今年一番の見ごたえだった [エンタメ]

こんにちは、メイです。

昨夜、NHKドラマ「大奥」がついに終わってしまいました。
シーズン1も含め、全21話。
毎週見入ってしまい、秒のような早さでした。

原作はよしながふみさんのマンガで全19巻。

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全巻持っていて何度も読み返しているので、
ストーリーもセリフも頭に入っているのに、
毎週うるうる泣きながら見ていました・・・号泣。

原作の素晴らしいところは、
本当に女性が将軍をはじめ幕府の要職や市中の労働を担っていたのではないか、
と、思えるムリのないストーリー展開と人物描写にあると思います。

江戸時代に起こったさまざまなできごと、
鎖国や生類憐れみの令、目安箱の設置、小石川療養所設置、江島生島事件、
赤穂浪士の討ち入り、桜田門外の変、公武合体などなどが
「男女逆転」と絡んで自然というか、史実なのではないかと思わされるのです。

260年に及ぶ江戸時代の終焉まで男女逆転で展開していく筆力には
全力でひれ伏すしかありません。

そして、その原作の世界観を損なわずに実写ドラマ化した
NHKの本気度と技術力にも脱帽です。
衣装や所作、セット、小物に至るまで、
数々の大河ドラマや時代劇で培ってきた叡智が惜しげもなく発揮されていましたね。

俳優陣もみな素晴らしかったのですが、
特に印象的だったのは、
シーズン1で吉宗を演じた冨永愛さん、
吉宗に使えた加納を演じた貫地谷しおりさん。

冨永愛さんの吉宗を見たときに
原作が好きすぎて実は不安を持っていたファン心理は吹っ飛びました。

シーズン2では和宮を演じた岸井ゆきのさんに最後まで泣かされました。

怪演ぶりで「大奥」を盛り上げたのは
春日局を演じた斉藤由貴さんと徳川治済を演じた仲間由紀恵さん。
特に、仲間由紀恵さんの治済は原作よりも恐ろしかったです。

他にも、仲里依紗さん、堀田真由さん、三浦透子さん、志田彩良さん、
竜雷太さん、高嶋政伸さん、古川雄大さん、福士蒼汰さんなどなど、
数え切れないぐらい豪華な出演者で
なぜ「大奥」が大河ドラマ枠でないのかが不思議なぐらいです。

最終回、代々の将軍が回想で現れるシーンも胸が熱くなりました・・・

原作ファンとしては、あのセリフやあのシーンも実写にしてほしかった、など
言いたいことがまったくないわけではありませんが、
21話という時間の制約を考えればベストな取捨選択だったと思います。

原作全19巻を一気読みして、
録画してある全21話も一気に見返したくなったメイでした。
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