列車ホテル初体験記：その２

こんにちは、メイです。

前回「列車ホテル初体験記：その１」から続きます。

８月６日（日）に日付が変わった真夜中。
運転見合わせのまま、
東海道線と横須賀線が再開する見込みのないJR横浜駅にたたずむワタクシ。

私鉄各線の終電も過ぎてしまい、
きっと混雑しているであろうタクシー乗り場に向かう気力もなく
駅で一晩過ごそう、と決意しました。

いくら市内とはいえ、タクシーで帰宅したらいくらかかるかわかりません。。。
何時になるのかもわからないし、幸い翌日は何の予定もなかったので、
この際帰りが何時になってもいいわ、という境地です（笑）。

横浜駅で一晩過ごすと決めたからには、
居場所を確保しなければ・・・！というわけで
ホームにとまったままの電車で
隅っこが空いているベンチシートを探しました。

意外とカンタンに見つかり、車両に乗り込みます。
車両にはそれぞれシートの隅っこに人が座っているぐらいでがら空き。
みなさん、電車は諦めてタクシー乗り場とか
夜通し営業している飲食店とかに行かれたのでしょう、たぶん。

私が座席を確保した車両はドアの開閉ボタンが付いているタイプだったので
１か所をのぞきドアは閉まったまま。
なので、エアコンの効きがよくて熱帯夜なのに涼しい～。
エアコンつけない自宅の寝室より涼しいわー（笑）。

横浜駅で一晩過ごす！との決断を後押ししたのは
このとき食べ物や飲み物をたくさん持っていたから、です。
昼間会った人たちから両手に抱えるほどの手土産（菓子折）をいただいていて
さらに、スポーツドリンクやカフェオレのペットボトルも持っていたんです。

実際に食べるかどうかはともかく、
食べるものがある、という安心感は大きいですね。
飲み物の自販機は稼働していましたが、空腹は不安感につながりますから。

座席に座って最初のころは
片側の手すりにもたれかかって目を閉じていたのですが
だんだん座っているのが辛くなったので
お行儀とかは諦めて、靴を脱いでシートに横たわりました。
横になるためにベンチシートを選んだのは正解！

そして午前３時ごろ。
駅と車内にアナウンスが響き渡りました。
「東海道線の運転再開は午前８時ごろになる見込みです。」

・・・始発（午前４時すぎ）もダメか、、、。
で、横須賀線は？？？
横須賀線も始発は間に合わないの？？？
せめて横須賀線が動いてくれたらなぁ、と思いながら、気持ちを落ち着かせようと個別包装になっていたおせんべいをポリポリかじっていたメイでした。

しつこく「その３」へ続く。

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