列車ホテル初体験記：その３

こんにちは、メイです。

前回「列車ホテル初体験記：その２」から続きます。

８月５日（土）２１：３０頃に発生した東海道線の事故の影響で
JR横浜駅に足止めされたワタクシ。

日付は変わり、６日（日）午前３時ごろのアナウンスで
東海道線の運転再開が午前４時台の始発時間に間に合わないことが判明しました。

で、横須賀線は？？？と
耳を澄ませたものの、横須賀線についての言及はなし。
このへん、ちょっと不親切な気が、、、
不確かな情報は流せないのかもしれませんが、、、

ホームに止まった電車の中で横になってはいたものの
眠れるはずもなく、スマホで市営地下鉄の始発時刻を検索。
午前５時台ということを確認しました。

横須賀線が東海道線同様、始発に間に合わなかったとしても
市営地下鉄を利用できる可能性が見えてきたことでちょっと安心。
ベンチシートに横たわったまま、眠れないけれど目を閉じます。

車両内は私同様、靴を脱いで横になった人ばかり。
中には、眠れているのかかすかにイビキも聞こえます。
どこでも眠れるって才能ですよね。

回送電車が通過する音を聞きながら、
この回送はどこからどこまで走っているのだろう？
などと考えていた午前４時２０分ごろ何度目かのアナウンスが聞こえました。

「横須賀線はまもなく運転を再開します」

喜びのあまりバッチリ目が覚めて元気が出ることってあるのね！！！

慌てて靴を履き、両手に荷物を抱えて横須賀線ホームへGO！
上り電車が動いているではないですか！
ホームに止まっていた下り電車に乗り込み、運転再開を待ちます。

「この先列車がいるので、次の保土ヶ谷駅のホームが空き次第、
出発します」との車内アナウンスが繰り返され、
ついに、午前４時３５分ごろ、下り電車発車。
もう、空は白んでいました。
夏の夜明けは早いですね。

下り電車が動き始めたとはいえ、各駅で電車がつかえているので
いつもと同じ所要時間とはいきませんでしたが
無事、最寄り駅に到着。

電光掲示板を見ると、約９時間前の時刻の列車が表示されていました。
当初夜中に帰宅するはずだったのも、約６時間遅れ。
空はすっかり明るい朝。

幸い何の予定もなかったし、無事に帰ることができたのでほっとしました。
余計なお金も使わないですんだし（笑）。

今回、駅で一晩過ごしてみて思ったのは、大人一人なら
むやみに動き回るよりも駅にとどまるほうが安全だということ。
トイレも自販機もあり、駅員さんたちも夜通し動いてくれているので
安心安全だと思ったメイでした。

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