映画「HiGH&LOW THE WORST」感想

こんにちは、メイです。

ビデオマーケットの無料トライルに登録して
やっと観られた映画「HiGH&LOW THE WORST」。
以下、感想ですが、ネタバレがありますのでご注意ください。


HiGH＆LOW THE WORST【Blu-ray】 [ 川村壱馬／志尊淳 ]

おもしろかった！です。
先日購入した「HiGH&LOW THE WORST X」もカッコよかったですが、
ストーリーとしては「HiGH&LOW THE WORST」のほうが好きですね。
（→「アクションがよかった「HiGH&LOW THE WORST X」ブルーレイ」）

どちらもキャラクターが多いのは変わらないんですが
「HiGH&LOW THE WORST」のほうが
それぞれのキャラクターの背景がしっかりと描きこまれている気がします。

「HiGH&LOW THE WORST X」は続編なので、
前作を見てる前提があるからかも、、、ですが。

ストーリーに奥行を与えているのは、
フツーの人（キャラ）が出ていること。
「HiGH&LOW THE WORST Ｘ」はほぼほぼ不良たちだけ、ですが
「HiGH&LOW THE WORST」には普通の高校の普通の生徒も出てきます。
川村壱馬さん演じる主役の子供のころからの友人たち。

なかでも、富田望生さん演じる「どかちゃん」が素晴らしい。
画面の空気を変える力を持っているし、
ケンカが強いキャラクターたちの中にあって引けを取らない頼もしさ。
けっして手を挙げるキャラではないんですが、
真っすぐな逞しさを感じられて、ある意味一番カッコイイキャラだと思いました。

ストーリーとしても
ハラハラドキドキ要素が「HiGH&LOW THE WORST」は強いような気がします。

ある組織の陰謀で、互いに誤解したまま乱闘になってしまう
川村壱馬さん率いる鬼邪高校（おやこうこう）と
志尊淳さん率いる鳳仙。

おいおい、あなたたちは踊らされているのよ～汗、
と、ハラハラしていたら、山田裕貴さんが誤解を解きに登場。
・・・ダンプカーで（笑）。
（笑）って書いたけど、カッコイイです。

鬼邪高校定時制の頭とは思えぬ、力の抜けた感じの役作りにハマってしまいそうです。
普段は飄々として、しゃべり方もふんわりした感じなのに
ケンカになると強いとか、、、少年漫画を絵に描いたようなキャラです。

川村壱馬さんや吉野北人さんたちも強いんですが
さらに強いのが志尊淳さん。

鳳仙四天王のほうが体格はよかったりするのに、
体格だけでなく頭脳だったり冷静さだったり人望だったりっていうのが
頭の条件なんですね、っていうのが志尊淳さんからにじみ出ています。

ほかにも書ききれないぐらい数々の俳優さんが
いろいろなキャラクターを演じているので、
きっとどの人が見ても好きなキャラだったり
気になるキャラがいるんだろうなぁ、と思いました。

映画は、2019年に公開されていますが、
「HiGH&LOW 」はシリーズとして何作も続いています。
ずいぶん前にシリーズをちらっと知った時には
LDH御用達コンテンツとして見ていて食わず嫌いだったんですが
今思うと、もったいないことをしてしまったと後悔。。。

先入観でエンタメを判断してはいけませんね。

「HiGH&LOW THE WORST」は
昨年の「X（クロス）」公開で一息ついた感じですが、
この世界観はまだまだ広げられそうなので、次の展開も見てみたいメイでした。

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